2014/3/20

店舗の決済とECの決済の契約は1社にまとめて時間短縮



以前、店舗での決済(対面決済)と、ECでの決済(非対面決済)について紹介しました。

「小売店のO2O実践において知っておきたい対面決済と非対面決済」
http://ec-cube.ec-orange.jp/blogs/?p=4314

記事でも紹介した通り、対面決済・非対面決済を行う場合は、それぞれ別の契約が必要です。店舗部門とEC部門が完全に分かれている企業の場合は、部門ごとにそれぞれで契約すれば済む話です。しかし、新規事業などでECも店舗も利用するという場合、契約を一本化したい、というニーズが生じます。

ECサイトや店舗のOPENは、ほとんどの場合スケジュールが決まっており、そして必ずといっていいほど遅れます。審査から契約完了まで、大体1ヶ月~1ヶ月半かかるクレジット契約も、例外ではありません。中には、店舗はオープンしたけれど、クレジット契約が間に合わなかったというケースもあります。クレジットカードが利用できないということは、かなりの機会損失に繋がりますし、特にOPEN初日はお客さんが多く、影響も大きいです。

こうした事態に陥らないためにも、クレジット契約は「 効率的 」に行う必要があります。

■決済契約を1社にまとめる方法

現状では、対面・非対面という区別は、カード業界の「ルール」として定められているため、店舗とECの加盟店契約はどうしても分かれてしまいます。

ただし、ECの決済代行業者の中には、店舗用のサービスを提供しているところがあります。このサービスを利用すれば、契約先の会社を1社でまとめることは可能です。

一例をご紹介しましょう。

★三菱UFJニコス×ペイメント・マイスター

【EC】三菱UFJニコス:EC決済サービスを利用
【店舗】フライトシステム・コンサルティング:ペイメント・マイスターを利用

EC決済ソリューション:三菱UFJニコス

http://ec-solution.ne.jp/

ペイメント・マイスター:フライトシステム・コンサルティング

https://www.flight.co.jp/meister/


★ベリトランス×mpos

【EC】ベリトランス:Veri Trans 3Gを利用
【店舗】ベリトランス;モバイル決済サービスmposを利用

ベリトランス3G:ベリトランス

http://www.veritrans.co.jp/payment/

mpos:ベリトランス

http://www.veritrans.co.jp/mpos/


ネットとリアルの両方を舞台としたサービスが増えるにしたがって、こうした対面決済サービスを提供するEC決済代行業者は増えていくと思います。

■1社に契約をまとめて、料率の交渉、契約手続きの短縮を実現

先にも述べた通り、クレジットの加盟店契約には少なくとも1ヶ月~1ヶ月半の期間が必要です。具体的には下記の作業を行います。

★契約手続き

加盟店としての審査を受けるために、必要な情報を提供するよう求められます。企業の情報や、代表者の情報など、企業によっては取得に何日もかかる場合があります。提出にあたっての承認フロー等を挟むとあっという間に1週間過ぎてしまいます。

★料率交渉

ECでも店舗でも、クレジットカードの加盟店契約において、最も気になるのが料率だと思いますが、カード会社に料率を教えてください?と聞いても、ほとんどの場合「個別相談となっております」という回答が返ってきます。これは業種や商材によって、料率が異なるためです。

流れとしては、加盟店を希望する企業側が、事業や商材情報や、取引数、売上額等の参考となる数値を提供します。カード会社・決済代行業者はその情報を元に、料率を見積ります。

この作業を店舗・ECで別々に行なうとなると、やはり相応の時間がかかってしまいます。そして不幸なことに、サイトのリリースや店舗のオープンまでのスケジュールにこの契約期間が考慮されていないことが多いのです。

無事契約が完了しても、オペレーション研修などプロジェクト担当者の作業は山積みです。
短縮できる作業は出来る限り短縮して、無事にサービス開始したいですね。

この記事を書いた人
大工 峻平

エスキュービズム・テクノロジー ソリューション事業部開発部にて、タブレットPOSシステム導入を担当。タブレットPOS、Handyシステムの導入営業からはじまり、納品・教育・保守まで幅広い業務領域に携わっています。



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